03_海部小学校 おたすけボイス

投稿日時:2022/04/06   サイト管理者  

 学校の教育活動の中で声を出すことが難しい児童(場面緘黙など)のためのコミュニケーションツールとしてつくったものです。授業の始めや終わりのあいさつ,授業の中で使う言葉,朝の会や帰りの会での司会,体調が悪いときに伝えたい症状やどうしたいのかなど,日常生活でよく使う言葉を考え,それを家庭で録音してきてもらいます。pagesに録音したものを電子書籍ファイルの形式(EPUB)に書き出し,そのファイルを児童が操作しながら伝えます。

 家庭での録音は,児童が一人でもおこなえるような簡単なもので,何度でも撮り直しをすることができます。音読や一分間スピーチなども同じ方法でおこなっています。

 現在は一方方向に伝える手段となっているので,友達や先生に聞きたいことを家庭で録音し,その返事をするなど,双方向で伝え合うことができるような取り組みをしていきたいです。